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【アパート経営の鳩対策】放置するリスクと具体的な対処法、費用負担の考え方を解説

「ベランダに鳩が住み着いてしまい、入居者から苦情が入った」
「フンの汚れがひどいが、どこまで大家として対応すべきか分からない」
賃貸経営を行っているオーナー様の中には、このような悩みを感じている方も多いのではないでしょうか。
鳩による被害は、見た目の問題だけではありません。
フンによる衛生面の悪化や建物の劣化、さらには入居者の退去にまでつながることがあります。
しかし、鳩は法律で保護されている鳥でもあるため、対処法を誤るとオーナー様自身がトラブルに巻き込まれるおそれもあります。
本記事では、アパート経営における鳩対策について、以下のポイントを中心に解説します。 鳩被害を放置するリスク
具体的な対策方法
費用負担や法律面での注意点
鳩被害にお困りの方や、事前に対策を講じておきたい方は、ご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
アパートにおける鳩被害とは?
アパートにおける鳩被害は、鳩がベランダや共用廊下、屋上などに居つくことで発生するさまざまな問題のことです。
代表的なものとしては、フンや羽毛による汚れ、鳴き声による騒音、さらにはダニや病原菌の発生といった衛生面の問題が挙げられます。
鳩は一度気に入った場所に執着する習性があり、対策をしないまま放置すると、同じ場所に繰り返し戻ってくる傾向があります。
被害が軽いうちは見過ごされがちですが、気づいたときにはすでに巣を作られていたというケースも少なくありません。
そのため、早い段階で状況を把握し、適切に対処することが大切です。
鳩被害を放置するとどうなるのか
次に、鳩被害を放置するとどうなるのかについて、以下の3つをご紹介します。
1.入居者からのクレームや退去につながる
2.建物の美観や衛生面が悪化する
3.対応が遅れるほど被害が拡大しやすい
①入居者からのクレームや退去につながる
鳩被害を放置した場合のリスクの1つ目は「入居者からのクレームや退去につながること」です。
ベランダにフンが溜まったり、鳴き声がうるさかったりすると、入居者の日常生活に支障が出ます。
洗濯物が干せない、窓が開けられないといった声が上がることも珍しくありません。
特に小さなお子様がいるご家庭では、衛生面を心配して早めの対応を求められることもあります。
改善されない状態が続けば、「管理が行き届いていない」と感じた入居者が退去を選ぶ原因にもなりかねません。
②建物の美観や衛生面が悪化する
2つ目は「建物の美観や衛生面が悪化すること」です。
鳩のフンは見た目が悪いだけでなく、酸性のため長期間放置すると建物の外壁や手すりを傷めてしまうことがあります。
また、乾燥したフンが粉状になって空気中に舞うと、アレルギーや感染症のリスクが高まるともいわれています。
内見時に汚れが目立てば、新たな入居希望者に敬遠されるおそれもあるため、物件の資産価値にも関わる問題です。
③対応が遅れるほど被害が拡大しやすい
3つ目は「対応が遅れるほど被害が拡大しやすいこと」です。
鳩は一度巣を作ると、その場所への執着が非常に強くなります。
卵を産んで繁殖が始まると、個体数が増え、フンの量や騒音もさらにひどくなっていきます。
初期段階であれば比較的簡単な対策で追い払えることも多いですが、定着が進むほど対応に時間と費用がかかるようになります。
「様子を見よう」と先延ばしにしてしまうと、結果的に大がかりな対策が必要になるケースもあるため注意が必要です。
アパートでできる鳩対策の具体的な方法
次に、アパートでできる鳩対策の具体的な方法について、以下の3つをご紹介します。
1.防鳥ネットで物理的に侵入を防ぐ
2.鳩よけグッズを設置する
3.被害がひどい場合は専門業者に依頼する
①防鳥ネットで物理的に侵入を防ぐ
鳩対策の方法の1つ目は「防鳥ネットで物理的に侵入を防ぐこと」です。
ベランダや共用廊下の開口部にネットを張ることで、鳩が入り込むのを直接的に防ぐことができます。
見た目への配慮が必要ではありますが、効果の高さから多くの物件で採用されている方法です。
ネットの素材や色にはいくつかの種類があり、建物の外観に合わせて選ぶことで見栄えへの影響を抑えることもできます。
取り付けの際は、隙間ができないようにしっかり固定することが効果を持続させるポイントです。
②鳩よけグッズを設置する
2つ目は「鳩よけグッズを設置すること」です。
手すりや室外機の上など、鳩がとまりやすい場所に剣山タイプの器具を取り付けたり、忌避剤を塗布したりする方法があります。
ホームセンターなどでも手に入るため、比較的手軽に導入できるのが特徴です。
被害がまだ軽い段階や、ネットの設置が難しい場所への対策として有効です。
ただし、鳩が慣れてしまう場合もあるため、設置後も効果を確認しながら必要に応じて見直すことが大切です。
③被害がひどい場合は専門業者に依頼する
3つ目は「被害がひどい場合は専門業者に依頼すること」です。
すでに巣が作られていたり、フンが大量に蓄積していたりする場合は、自力での対応が難しくなります。
専門業者であれば、鳩の習性を踏まえたうえで、清掃から防除対策まで一括で対応してもらえます。
再発防止のためのアドバイスを受けられる点も、業者に依頼するメリットのひとつです。
費用はかかりますが、中途半端な対策を繰り返すよりも、結果的にコストを抑えられるケースもあります。
鳩対策を行う際に知っておきたい注意点
次に、鳩対策を行う際に知っておきたい注意点について、以下の3つをご紹介します。
1.鳩は法律で守られているため勝手に駆除できない
2.対策費用は誰が負担するのかを整理しておく
3.被害が出る前に早めの対策を心がける
①鳩は法律で守られているため勝手に駆除できない
鳩対策の注意点の1つ目は「鳩は法律で守られているため、勝手に駆除できないこと」です。
鳩は鳥獣保護管理法の対象となっており、許可なく捕獲したり、卵や巣を撤去したりすることは法律で禁止されています。
知らずに対応してしまうと、罰則の対象になるおそれもあるため注意が必要です。
巣や卵がある場合は、自己判断で撤去せず、自治体への相談や専門業者への依頼を検討しましょう。
対策はあくまで「追い払う」「寄せつけない」ことを前提に行うのが基本です。
②対策費用は誰が負担するのかを整理しておく
2つ目は「対策費用は誰が負担するのかを整理しておくこと」です。
鳩対策にかかる費用は、共用部分であればオーナー様の負担となるのが一般的です。
一方、専有部分であるベランダについては、契約内容や管理の取り決めによって判断が分かれることがあります。
入居者との認識のずれを防ぐためにも、費用負担の考え方をあらかじめ整理しておくことが大切です。
判断に迷う場合は、管理会社と相談しながら方針を決めておくと、いざというときにスムーズに対応できます。
③被害が出る前に早めの対策を心がける
3つ目は「被害が出る前に早めの対策を心がけること」です。
鳩被害は、発生してからの対応よりも、予防のほうが手間もコストも少なく済む傾向があります。
空室期間中にベランダの状態を確認したり、定期巡回の際に鳩の気配がないかチェックしたりすることが有効です。
被害が深刻化する前に手を打てるかどうかが、修繕コストや入居者満足度の差にもつながります。
日頃から物件の状態に目を配る意識を持っておくことが、結果として大きなトラブルを防ぐことにつながります。
アパートの鳩対策でお悩みの方は久和不動産へ
今回は、アパート経営における鳩被害のリスクや具体的な対策方法、注意点についてご紹介しました。
要点を以下にまとめます。
- 鳩被害は放置すると入居者トラブルや建物の劣化につながる
- 対策は被害の段階に応じて使い分けることが重要
- 法律上の制約や費用負担の考え方も事前に押さえておく必要がある
鳩被害は、早めの対応が被害の拡大を防ぐカギになります。
物件の状況に合った対策を選ぶことで、入居者の満足度を守りながら建物の価値を維持することにもつながります。
久和不動産では、鳩対策を含めた建物管理や入居者対応全般のご相談に対応しています。
「鳩被害が気になるが、どこから手をつけていいか分からない」
「対策にかかる費用や進め方について相談したい」
という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

