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【賃貸アパートの大家さん必見】消防設備点検の費用や気を付けたいポイントとは?

賃貸アパートを所有・運営するうえで、最も大切なのが「安全管理」です。
特に火災は一度発生すると建物の損害だけでなく、入居者の命にも関わる重大なリスクとなります。
そのため、消防法に基づいた定期的な「消防設備点検」は、オーナーとしての義務であり責任です。
消防設備が正常に作動しなければ、万が一の際に避難や初期消火が遅れる可能性があり、被害の拡大を招くおそれもあります。
普段は意識しにくい部分ですが、入居者の安心感を高める意味でも欠かせない取り組みです。
本記事では、賃貸アパートに必要な消防設備点検の内容や費用、注意すべきポイントについて、詳しく解説していきます。
ぜひ、最後までお読みください。
賃貸アパートに必要な消防設備点検とは
まず、賃貸アパートに必要な消防設備点検についてご説明します。
賃貸アパートの消防設備点検とは、建物に設置されている消火器や火災報知器、避難器具などが正しく機能するかを定期的に確認することです。
消防法では、一定規模以上の建物について半年に1回の点検と1年に1回の報告が義務づけられています。
点検は専門の有資格者が行い、作動確認・外観チェック・動作試験などを通して設備の異常を早期に発見します。
点検を怠ると、火災発生時に正常に作動しないだけでなく、消防署からの行政指導や罰則の対象となる可能性もあります。
また、点検結果は消防署への報告書として提出する必要があり、正確な記録が求められます。
入居者にとっても、消防設備がしっかり管理されている物件は安心感が高まり、信頼できるアパートとして選ばれやすくなるのです。
オーナーにとっては安全性だけでなく、入居率の安定にもつながる重要な管理業務といえるでしょう。
賃貸アパートの消防設備の点検内容
次に、賃貸アパートの消防設備の点検内容についてご説明します。
1.自動火災報知設備の動作確認
2.消火器の有効期限と設置状況
3.避難器具の安全性チェック
4.非常警報装置と誘導灯の点検
5.建物に応じた設備点検(連結送水管など)
①自動火災報知設備の作動確認
火災を早期に発見するための自動火災報知設備は、賃貸アパートには欠かせない装置です。
点検では、感知器や発信機、受信機の動作確認を行い、異常がないかを確認します。
特に感知器のほこりや経年劣化は誤作動や不作動の原因となるため、定期的な清掃・交換が必要です。
作動テストを行うことで、いざという時に確実に警報が鳴る状態を維持できます。
②消火器の有効期限と設置状況
消火器は初期消火の要となる重要な設備です。
点検では、有効期限が切れていないか、適切な場所に設置されているかを確認します。
古い消火器は破裂の危険もあるため、期限内に新しいものと交換することが推奨されます。
廊下や出入口付近など、誰でもすぐに手に取れる位置に配置されているかも重要なポイントです。
③避難器具の安全性チェック
避難はしごや救助袋などの避難器具は、普段使われることが少ないため、点検での確認が特に重要です。
サビや破損、設置位置のズレがないかを丁寧に確認し、いざというときに確実に使用できる状態に保ちます。
避難経路の確保も含め、入居者が安全に脱出できる導線が整っているかを点検することが欠かせません。
④非常警報装置と誘導灯の点検
火災発生時に入居者へ知らせる非常警報装置や、避難方向を示す誘導灯も定期的に動作確認が必要です。
特に誘導灯は電球切れやバッテリー劣化が起こりやすく、停電時にも点灯するかのチェックが求められます。
緊急時に頼れる設備を常に正常な状態に維持することが、安全管理の基本です。
⑤建物規模に応じた設備点検(連結送水管など)
中〜大規模の賃貸アパートでは、連結送水管やスプリンクラーなどの設備が設置されている場合もあります。
これらは消防隊が現場で消火活動を行う際に使用する重要な設備であり、圧力試験や水漏れの有無を確認します。
建物の規模や用途に応じて適切な点検が行われているか、専門業者に依頼して確実に対応することが求められます。
消防設備点検にかかる費用の目安
次に、消防設備点検にかかる費用の目安についてご説明します。
消防設備点検の費用は、建物の規模や設備の種類によって異なります。
一般的な賃貸アパートの場合、1回あたり数万円から10万円前後が相場です。
消火器や火災報知設備の数が多いほど点検項目が増えるため、費用も高くなる傾向があります。
また、年2回の定期点検が必要なため、年間の管理コストとして見込んでおくことが大切です。
ただし、点検を怠ってトラブルが発生した場合の修繕費用や損害賠償のリスクを考えれば、定期的な点検は決して高い投資ではありません。
信頼できる点検業者を選び、複数社の見積もりを比較して費用の妥当性を確認することが、賃貸経営の安定につながります。
賃貸アパートの消防設備点検で気をつけたいポイント
次に、賃貸アパートの消防設備点検で気を付けたいポイントをご説明します。
1.事前に入居者への点検通知を行う
2.共用部の荷物放置や避難経路の管理
3.信頼できる点検業者を選ぶ
①事前に入居者へ点検通知を行う
点検時は室内の感知器などを確認することもあるため、事前に入居者へ通知を行うことが必要です。
突然の訪問はトラブルの原因となるため、1週間前には告知し、日時を明確に伝えるようにしましょう。
入居者が安心して点検に協力できるよう、丁寧な説明が大切です。
また、張り紙だけでなくメールや掲示板など複数の手段で周知すると、連絡漏れを防ぎ、全員がスムーズに対応できます。
②共用部の荷物放置や避難経路の管理
共用スペースに私物が置かれていると、点検の妨げになるだけでなく、避難時の危険にもつながります。
日頃から廊下や階段などの避難経路が確保されているかを確認し、入居者にも協力を呼びかけることが重要です。
防災意識を高めることで、万が一の被害を防ぐことができます。
特に季節の変わり目や引っ越し時期は荷物が増えやすいため、定期的に巡回を行い、整理・撤去の注意喚起を徹底すると安心です。
③信頼できる点検業者を選ぶ
消防設備点検は専門知識が求められる業務のため、資格を持つ業者への依頼が基本です。
安さだけで選ぶと、点検の質が下がり、後々のリスクを招くこともあります。
実績や口コミを確認し、報告書の提出まで丁寧に対応してくれる業者を選ぶことが安心につながります。
さらに、過去の点検履歴や改善提案の実績を確認すると、信頼度を見極めやすくなります。
長期的に任せられるパートナーを選ぶ意識が重要です。
賃貸アパートの消防設備点検の相談は久和不動産へ
今回は、賃貸アパートにおける消防設備点検の重要性と、点検内容・費用・注意点についてご紹介しました。
要点を以下にまとめます。
・消防設備点検は法的義務であり、入居者の安全と信頼を守るために不可欠
・費用は建物規模によって異なるが、長期的にはコスト削減にもつながる
・信頼できる専門業者と管理会社のサポートが安心経営のカギ
久和不動産では、賃貸アパートのオーナー様に向けて、消防設備点検を含む建物管理をトータルでサポートしています。
経験豊富なスタッフが法令遵守を徹底し、入居者が安心して暮らせる住環境づくりをお手伝いします。
これらの情報が、賃貸アパートの安全管理を見直すきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

