【賃貸物件でエアコン交換に応じてもらえない】その具体的な理由や対処法を解説!

賃貸のエアコン交換費用は誰が支払うのか

賃貸のエアコンが急に動かなくなった

賃貸物件のエアコンに不具合を感じる、あるいは賃貸物件のエアコンが正常に作動しない、という方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

最近の気候は、極端に気温が上がったり下がったりといったように、エアコンを使うことが必須となっていると思います。

そんな時に、エアコンが故障してしまった、効きが悪い、といった状態は、健康状態に支障を来す大きな問題です。

そこで今回は、賃貸物件のエアコン交換について、交換に応じてもらえない時の対処法や交換すべきタイミング、メンテナンス等をご紹介します。

また、久和不動産では、賃貸物件のお悩みやご相談をいつでも受け付けています。

エアコン等の物件設備に関するご相談も受け付けているので、ぜひお気軽にご相談ください!

エアコンを交換するべきタイミングはいつなのか

まずはじめに、エアコンを交換するべきタイミングについてご紹介します。

エアコンを交換するべき主なタイミングは、以下の通りです。

1.基準となる使用年数が経過している
2.冷暖房の効きが悪い
3.故障が多い
4.変な匂いがする

これらが1つでも生じた場合は交換のタイミングとなります。

エアコンの異常を感じたら、早めに大家さんや管理会社に相談し、対処をしてもらいましょう。

エアコンを交換する前に確認すべきポイント

次に、賃貸物件のエアコンを交換する前に確認するべきポイントについて、以下の2つをご紹介します。

1.本当に交換が必要か
2.誰が交換をするべきか

①本当に交換が必要か

賃貸物件のエアコンを交換する前に確認するべきポイントの1つ目は「本当に交換が必要なのか」についてです。

エアコンが完全に壊れているわけではなく、冷暖房の効きが若干悪い、音が大きい等、比較的症状が軽い場合は、修理で改善することがあります。

そのような場合は、修理業者に点検を依頼して、修理費用と交換費用を比較するとよいでしょう。

②誰が交換をするべきか

2つ目は「誰が交換するべきなのか」についてです。

賃貸物件に備え付けてあるエアコンは、大家さんや管理会社の所有物となります。

使用年数が経過したエアコン、故障したエアコンの修理や交換は、大家さんが費用を負担することになります。

ただ、入居者がエアコンを購入し取り付けた場合の修理費用や故障した際の交換費用は、入居者が支払うことになります。

エアコンの交換を拒否された時の対処法

次に、エアコンの交換を拒否された時の対処法について、以下の4つをご紹介します。

1.法律に基づいた対応する
2.修理やクリーニングを提案する
3.費用の一部負担を交渉する
4.自分で交換費用を負担する

①法律に基づいた対応をする

エアコンの交換を拒否された時の対処法の1つ目は「法律に基づいた対応をすること」です。

法律上、大家さんは賃貸物件を安全に使用できる状態を保つ義務があります。

エアコン交換の交渉をする場合、賃貸契約書を用いて大家さんと話し合いましょう。

交渉がうまくいかない場合は、管理会社や地域の消費者生活センターに相談しましょう。

②修理やクリーニングを提案する

2つ目は「修理やクリーニングを提案すること」です。

完全にエアコンは故障していないが、調子が悪いから交換してもらいたいが断られてしまった。

ですが、エアコンの修理やクリーニングを提案すると応じてもらえる可能性があります。

エアコンが故障していない場合は、修理やクリーニング等で不具合を改善することもできるため、大家さんも承諾してくれる可能性が高いでしょう。

③交渉する

3つ目は「費用の一部負担を交渉すること」です。

大家さんが費用の全額負担を躊躇する場合、入居者が一部負担することで、交渉しやすくなる場合があります。

費用を折半で支払うのか、3分1を入居者が支払うのか、いずれにしても口頭でのやりとりではなく、後々のトラブルを防ぐために、必ず書面でやりとりをするようにしましょう。

④自分で交換費用を負担する

4つ目は「自分で交換費用を負担すること」です。

大家さんが、エアコンの交換費用を負担してくれない場合、どうしても交換したいという場合、自分で費用を負担して交換を行いましょう。

ただし、備え付けのエアコンを交換する場合は、必ず大家さんの許可を得てから取り付けを行ってください。

前述したように、備え付けのエアコンは、大家さんの所有物となりますので、勝手に取り付けるのは絶対にしないようにしてください。

また、退去時に取り付けたエアコンは撤去するのか、そのまま置いていってもいいのか、クリーニング代金はどうするのか等については、事前に大家さんと話し合いましょう。

エアコン交換問題で引っ越しを検討するべきか

エアコンの交換問題で大家さんと決着がつかなかった場合、引っ越しを検討することも考えましょう。

エアコンの問題が長期間続くことで、生活が不便になり、ストレスになってしまいます。

また、次の引っ越し先では、事前にエアコンの状態を確認しておくことと、契約前に故障してしまった場合どうするか等をしっかりと確認した上で契約をすることをオススメします。

エアコンのメンテナンスについて

最後に、エアコンのメンテナンスについて、以下の3つをご紹介します。

1.メンテナンスの重要性
2.日常のメンテナンス方法
3.メンテナンスの依頼先

①メンテナンスの重要性

エアコンのメンテナンスで知っておくべきこと、1つ目は「メンテナンスの重要性」です。

エアコンのメンテナンスは、部屋を快適な環境に保ち、エアコンの寿命を伸ばします。

また、エアコン本来の効率的な運転が毎日できるようになるため、電気代の節約も見込めます。

故障の予防にもなるため、修理費用を抑えることにも繋がります。

②日常のメンテナンス方法

2つ目は「日常のメンテナンス方法」です。

簡単に自分でもできるメンテナンス方法をお伝えします。

1.エアコンのプラグを抜いて、電源を落とす。
2.前面のパネルを開け、フィルターについているホコリ等を掃除機で除去する。
3.エアコンを拭き掃除する。
4.室外機に落ち葉が詰まっている場合があるので、綺麗に掃除する。

上記が、簡単な日常で行えるメンテナンス方法です。

それほど大掛かりではなく、簡単に行えるメンテナンス方法なので、数週間に1度のペースで行えると綺麗にエアコンを保つことができます。

③メンテナンスの依頼先

3つ目は「メンテナンスの依頼先」です。

自分で掃除をしても症状が改善しない、ひどい汚れが目立つ場合はクリーニング業者に依頼しましょう。

それに伴い、業者にお願いする場合の費用に関して、大家さんや管理会社とどちらが支払うか決めておきましょう。

賃貸物件管理のご相談は久和不動産へ

いかがでしたでしょうか。

今回は、エアコンの交換に応じてもらえない場合に焦点を当て、交換するべきタイミングはいつなのか、交換を拒否された時はどうしたらいいのかについてご紹介しました。

賃貸でエアコンを交換してもらえない時はまず、大家さんや管理会社に現状をしっかりと伝え、費用の一部負担を交渉したりなど積極的に話し合いましょう。

エアコンの故障や不具合を起こさせないためにも、日々のメンテナンスを大事にしましょう。

また、久和不動産では、賃貸物件におけるあらゆるサポートを行っています。

エアコン等に関するご相談はもちろん、その他物件に関わる全てのお悩みへのサポートを行っているので、お悩みの際はぜひお気軽にご相談ください。

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