【インターホンが故障した!】賃貸物件のインターホン故障の原因と対処法
「インターホンが故障した」
「インターホン故障の修理費用は誰が負担するのかを知りたい」
賃貸物件のインターホン故障に鉢合わせた経験がある人の中には、このような悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
インターホンが故障すると、音が出なかったりボタンが反応しなかったりするトラブルが発生します。
そこで今回は、賃貸物件のインターホンの故障や原因、修理費用などをご紹介します。
また、久和不動産では、賃貸物件のお悩みやご相談をいつでも受け付けています。
インターホン故障に関するご相談も受け付けているため、お困りの際はぜひお気軽にご相談ください!
インターホンでよくある3つのトラブルと原因
インターホン故障で考えられるトラブルは3つあります。
3つのトラブルに対して考えられる原因がいくつかあるため、ご自宅のインターホンを一度ご確認ください。
① 音が出ない
インターホンの音が出ない原因には、以下の3つが考えられます。
まずは、インターホンの電源が入っているかを確認し電池式の場合は電池切れがないかもあわせて確かめましょう。
次に、配線が接触不良を起こしていないかを確認します。
インターホンの接続部分や配線がゆるんでいたり断線していたりしないかをチェックしましょう。
電源も配線も問題がなければ、インターホンのスピーカーが正常に機能しているかをテストします。
ドアを開けたまま外からインターホンを押し、室内で音が聞こえなかったり通話ができなかったりすれば、スピーカーの故障が考えられます。
② 画面が映らない
カメラ付きインターホンで映像が映らない原因には、以下の3つが考えられます。
まず、カメラのレンズが汚れていないかを確認し、レンズをきれいにしてから映像が映るかを確認します。
雨風にさらされ、白濁したり黄ばんだりして、映像が鮮明に映らない可能性があるでしょう。
次に、カメラからモニターへのケーブルが正しく接続されているかを確認します。
配線がゆるんでいたり断線したりしていれば、映像だけが映らないことも考えられるでしょう。
レンズがきれいで配線も正しく接続されているにもかかわらず、映像が映らない場合、カメラ自体が故障していると予測できます。
③ ボタンが反応しない
インターホンのボタンが反応しない原因には、以下の2つが考えられます。
ボタンを押してもへこまなかったり当たりに違和感があったりする場合、物理的に故障している可能性があります。
ボタンの隙間やマイク部分からの水やホコリの侵入が原因のひとつです。
ボタンが物理的に故障すると、急にインターホンが鳴ったり鳴り続けたりするトラブルも発生します。
ボタンに物理的な問題がない場合、インターホン本体の電源や配線を確認しましょう。
電源や配線は正常でもボタンを押したら反応しない場合、インターホン内部の配線が問題を起こしていると考えられます。
賃貸物件におけるインターホン故障時の対応方法
賃貸物件でインターホンが故障した場合、管理会社や大家に連絡をしましょう。
連絡先は、賃貸借契約書や契約時に受領した資料などから確認できます。
連絡がついたら「音が出ない」「ボタンが押せない」など、故障の状況を具体的に伝えます。
修理が必要な場合はあわせて依頼しましょう。
立ち会いを求められる可能性があるため、修理の日時は事前に調整するのが安心です。
修理の専門業者は指定される可能性が高いですが、個人的に選定し修理を依頼する場合、業者を探したり見積を取ったりする必要があります。
信頼できる業者を選ぶため、口コミや評価を確認しましょう。
また費用を比較するため、複数の業者に見積もってもらうのがおすすめです。
賃貸契約におけるインターホン修理の費用負担者
賃貸契約におけるインターホン修理の費用は、基本的には管理会社や大家負担です。
インターホンに限らず、各設備の修理や交換費用は家賃や管理費の形で入居者から回収しているため、個人的に費用を求められる可能性は低いでしょう。
ただし入居者の故意・過失による故障の場合、個人的に費用が請求される可能性があります。
費用負担者について詳しく確認したい場合、賃貸借契約書の修理や費用負担について記載されている部分を確認します。
不明点があったり判断ができなかったりする場合は、管理会社や大家に直接問い合わせましょう。
インターホン故障の修理費用の相場
故障の程度にもよりますが、専門業者に依頼してインターホンを修理してもらう場合、施工費の相場は約5,000〜15,000円です。
さらに必要に応じて、出張料や部品代がかかります。
すべての費用を踏まえると、約10,000〜30,000円と考えられます。
インターホン本体の価格の相場は以下のとおりです。
またインターホンを交換する場合の取り付け工事費の相場は以下のとおりです。
部品の交換だけで済むこともあれば、インターホン本体ごと取り替えるケースもあり、費用が大きく変わる点を理解しておきましょう。
インターホン故障を防ぐための3つのポイント
インターホンの故障を防ぐためには以下の3つが重要です。
日頃から対策をしていれば故障しづらくなるため、意識しておきましょう。
① 適切に使用する
インターホンを雑にあつかうと部品の破損や故障の原因になるため、適切に使用しましょう。
特に以下の3つに気をつけると、インターホンの寿命を延ばして、故障のリスクも減らせるでしょう。
インターホンのボタンを乱暴に扱わないのが大切です。
たとえば、子どもがふざけてボタンを強く押したり連打したりするかもしれません。
乱暴な操作はボタンの物理的な故障につながるため、注意が必要です。
また、カメラ付きインターホンの場合、映像が映らなくなったり乱れたりするリスクがあるため、レンズを手で触ったり無理に動かしたりするのは避けましょう。
インターホンを屋外に設置している場合、雨や雪に直接さらされないようにしましょう。
ボタンの隙間に水が侵入すると故障につながるため、防水カバーの装着を検討しても良いでしょう。
② 点検をする
インターホンが正常に機能しているかを定期的に点検するのも故障を防ぐには有効です。
問題を早期に発見できれば、大きな故障やトラブルを回避できます。点検時には、以下のポイントを確認すると良いでしょう。
動作確認では、音声や映像が正常に出力されるかをチェックし、カメラ付きインターホンの場合は、画質や音声にも異常がないかを確認しましょう。
配線確認では、接触不良や断線がないかを見ておきます。
接触不良や断線は、火災や感電の原因にもなるため、十分に注意する必要があります。
電池式のインターホンの場合、電池の残量を確認し必要に応じて交換します。
電池が切れるとインターホンが機能しなくなるため、定期的に確認しましょう。
③ メンテナンスをする
インターホンを長く使うには、メンテナンスも重要です。
汚れやホコリが溜まると故障の原因になるため、以下のようなメンテナンスをしましょう。
インターホンを柔らかい布やクリーナーで丁寧に拭きます。
特にカメラやスピーカー部分は汚れが溜まりやすいため、重点的に綺麗にしましょう。
屋外にインターホンを設置している場合、雨や雪にさらされるため錆が発生します。
防錆スプレーや錆止め塗料などを使って、劣化を防ぎましょう。
部品を定期的に確認し、劣化している場合は早めに交換することをオススメします。
賃貸物件のご相談は久和不動産へ
いかがでしたでしょうか。
今回は、賃貸物件のインターホンが故障した場合に発生するトラブルや原因、修理費用についてご紹介しました。
インターホンが故障すると、訪問者の確認ができず不便なのはもちろん、防犯面でも不安があるため、すぐに適切な対応をする必要があります。
電池や配線の確認をしてもインターホンが正常に機能しなかったり物理的にボタンが故障したりしている場合は、すぐに管理会社か大家に連絡しましょう。
また、久和不動産では、賃貸物件におけるあらゆるサポートを行っています。
インターホン故障に関するご相談はもちろん、その他のお悩みでもぜひお気軽にご相談ください!